アマゾン現役社員の池乃堀正太郎、かく語りき

キャリア磨きに力を入れたい人へのアドバイスです。

会社での集合研修などでは絶対教えてくれない汎用的な「理論」はどうやって学んだらよいのか。

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今回からは「6. 会社での集合研修などでは絶対教えてくれない、汎用的な「理論」は本を使って自己責任で勉強しよう。」について触れていきたいと思います。これまでの章については下記のリンクを参考にして頂きたいと思います。

前回まで触れてきた5とこの6の関係は将来に向けたキャリアに絶対欠かせない視点です。これまで何度か話をしている通りで、業務を通じて得た知見(持論)は、理論との組み合わせで広さにつなげると、より汎用的なノウハウになる(自論と呼ぶ)と私は考えています。図で書くと上段のような深さと広さのマトリクスの関係となります。フレームワークでは下段の部分に相当するところです。 f:id:ikenobori:20201028222035p:plain f:id:ikenobori:20201105212317p:plain

そうすると気になってくるのはどんな理論を独学で学習したらいいのかという点だと思います。ポイントはいくつかありますが、1つはこの学びは会社以外でしか会得できないという点です。会社だとバイアスがかかってしまうので広さが出ません。バイアスがかかると重量で深さに傾きやすくなり持論の域を出なくなってしまいます。ですので、有料のセミナーに通ったり、読書コミュニティに参加したりするのが有効だと思います。もしくは思い切って社会人の大学・大学院に通うというのも手だと思います。広さを追求するという意味でアカデミックな知を取り入れることは有益だからです。

2つ目にはよい論文や本を選ぶことです。せっかく時間やお金をかけるのであれば先10年を見据えて一本筋が通った内容の学びを得るべきです。世の中には数多の論文や本がありますが本当に良いものというのは数が絞られます。多くの本を読むというよりも、本からの学びを踏まえ考えるという時間に費やしたほうがいいと思います。本によるインプットは学びの過程でありアウトプットしてようやくその学びが定着するためです。

最後にとても大事な点だと私は思いますが、良い師(先生、メンター)に出会うことです。本や論文などの文字から得られた学びを、さらに直接人から教えられると、学びの反芻効果により、学びがより意味深いものになっていきます。良い師の出会いは、良い本や論文との出会いにもつながっていくでしょう。学びに意欲的な人との交流につながりモチベーションも大きくアップします。人に出会うことにもお金をかけるというのは、キャリア形成の中では重要なことだと思います。

上記はあくまで私の経験によるものですが、具体的にこれから私がどんな理論に出会ってきたのかについて触れていきたいと思います(続きは次回)。