アマゾン現役社員の池乃堀正太郎、かく語りき

キャリア磨きに力を入れたい人へのアドバイスです。

仕事上の期待成果と実績を対比しているか。目標達成が楽になったら別のキャリアを検討しよう。

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先日、キャリア磨きに必要な8つポイントをフレームワークに整理してみました。今日はその1つめ、「仕事上の期待成果と実績を対比しているか。目標達成が楽になったら別のキャリアを検討しよう。」について述べたいと思います。

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キャリア磨きをするうえで、一番意識をしないといけないこと、それは楽な道を選んでいないか、これに尽きると思います。筋トレやジョギングなどのエクササイズに似ているかもしれません。有酸素運動のゾーンでエクササイズを続けると、筋肉や心拍できますよね。この感覚です。

誰でも、最初は四苦八苦していた仕事も慣れてきて3-4年すると一人で簡単にこなす事ができるようになります。このようになった時に、キャリア磨きを忘れない人は、大きく2つのことを意識しています。

仕事の成果を支えるメカニズムを理解・解析し、自分の知識や知見に実装する(自論化)

1つはその仕事をこなすことができるようになった背景をメカニズムで理解すること。自論という言葉で置き換えてもいいでしょう。仕事のプロセスはどうなっているのか、どこがボトルネックになっておりどう解決すればいいのか、ITやAIなどの道具をどう使いこなすといいのか、どんな部署を巻き込めばいいのか、会議をどう運営すればいいのか、上司やシニアマネジメントをどう巻き込むのか、、

仕事をこなし成果をあげるためにはいろんな工夫をしたはずです。その工夫を、表面でとらえるだけでなく、なぜそうなるのかということを、組織の慣習的行動統計的な傾向、時には人の心理にまで踏み込んでメカニズムを理解するのです。

例えば、こんな場面に遭遇したことないでしょうか。仕事を上手くこなす人は失敗した時のリカバリーが早い。失敗すると分かっているのに組織の決定に逆らうことができない。ルールが無いのに暗黙の了解で仕事が進んでいる。目立たないがいろんな情報を持つキーマンが組織に存在する、などです。

こういった事象は表面的にだけとらえてしまってはダメ、もったいないです。なぜそういった事象が起こりえるのか、それをなぜなぜ分析を繰り返して、もしくは他の職場で得た知見を照らし合わせて、または経済学や心理学や社会学などの理論を使って理解するのです。ここにキャリアの分かれ目があると言っても過言ではありません。そう理解しようとするプロセスそのものが、自分独自の自論を磨き上げることにつながり、結果としてキャリアの希少性や付加価値を高めるのです。

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これ以上学ぶことが無いという瞬間を見極めよう

もう1つは仕事に慣れてきたタイミングで別の機会を探すことです。どんなに慣れた仕事でも多少は得ることもあるでしょう。でもその中身が重要です。使う時間に対して得られるものが無い傾向があったらスパッと見切りをつけることもキャリア上重要な決断となります。

機会選びは慎重に行いましょう。当然慣れた仕事では成長に貢献しません。だからと言って、全く違う分野でもダメです。成長する前にクビになりキャリアの継続性にリスクが生じます。

結局仕事を通じて知識や知見といった自論を強化できないと意味がありません。よって新しい機会は、ギリギリ成功するか、ギリギリ失敗する、そんなギリギリのラインを狙うといいと思います。難しい選択ではありますが、この選択を決断するのもキャリア磨きをするうえでの1つのセンスと言ってもいいかもしれません。

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まとめ

キャリア磨きを怠らない人は必ずと言っていいほど、所属する会社のマネジメントが期待する成果に対して、自分の実績を比較するようにしています。そして、成果を支えるメカニズムの解明(自論化)と、新しいキャリアの機会の探索に時間をかけるようにしています。

そういった機会は自分で作るものです。ある人は会社の360度評価などの制度を駆使している人もいるでしょうし、別にそういった制度を比較しなくても上司が期待する成果と実績は実感として伝わってくるものもあるかもしれません。その感覚を研ぎ澄ますってこともキャリア上とても重要なことだとも思っています。

あ、仕事するのが楽になってきたな、って思ったら社内異動やキャリアチェンジ、転職の出番です。そんなことを考えたことが無い人は、一生良いキャリアは巡って来ません。